2018年3月3日土曜日

シリコンバレーの保育所 ・託児所 1/2

天使だと思う。



全ての赤ちゃんは天使だ。高校の銃撃事件などがあるとつくづく思う。この犯人も赤ちゃんの時は天使だったろうに、と。ヒロはどんな人間に育っていくのだろうか、と考える。最初は無垢だった赤ちゃんの性格が、周囲の環境によってどう形成されていくのかを、親の立場からではなく見守るのはなかなか興味深い。




が、この天使、夜泣きをするようになった。夜中3時間ぐらい泣き続けたあと、朝は5時に起きるということで、クタクタになった次男とマリーを助けにサンフランシスコに舞い戻ってきた。日中はヒロを連れて出かけて昼と夜のメリハリをつけることでヒロが寝るのでは?とアドバイスする。今日は一日雨なのでMOMAに行くという次男に付いて行くことにした。



ヒロは昼間起きている間始終ニコニコしている。誰かが抱っこしている限り、だ。お昼寝は午前と午後で合計3時間、夕方1時間するのだが、バギーやベッドでは寝ず、全て次男の腕の中で寝るようになった。

あと1ヶ月で次男の育休が終わるのだが、それからは朝8時から夕方5時まで保育所に預ける予定だ。保育所に慣れさせるために、3月中旬から毎日4時間預けて練習することになっている。育休中にヒロを預けて自分はジムにでも行こうかなあ、などと言っていた次男が、その時が近づいてきた今は『まだこんなに小さいのに保育所に入れるのはかわいそう』と嘆いている。

が、ここまで甘やかされたヒロは保育所に行くことでたくましくなり、手がかからない子供になるかもしれない。もう少し大きくなると、親と一緒にいるよりも保育所の友だちと遊ぶことを選ぶようになるだろう。





保育所経営者によれば『現在、預かっている子供たちの誰かが必ず風邪をひいている状態』ということだ。今年はインフルエンザも猛威をふるっていて心配だ、できれば仕事を辞めてヒロの世話してあげたいと言う次男。『ヒロをバブルの中に入れて育てたい』という言葉が冗談に聞こえなくなってくる。ヒロのためにも次男やマリーのためにも、ヒロは保育所で鍛えられるべきだ。

抱っこ紐に入っている時のヒロは、常にお父さんに両手を握ってもらっている。


なんつ〜か、無言の圧力を二人から感じる

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