2016年2月19日金曜日

歩く

車を修理に出した。明日見積もりが出るそうだが、大体7営業日かかるということ。その間レンタカーが借りられるのだが、レンタル料金として保険会社からは1日21ドルが支払われる。レンタカーは1日41ドル。つまり、明日2月19日から3月1日まで借りると差額$20x12日で240ドル。プラス車にかける保険などを入れると350ドルはくだらない。

窓に書かれた修理が必要な項目

だから、車なしで12日間どうにかやりくりすることにした。まず明日金曜日は家にひきこもって、いい機会だから掃除洗濯整理して、物を捨てることに励む。土日は夫も家にいるので、夫の車を使う。

問題は来週だ。月曜日の朝CalTrainでサンフランシスコに行き、4日間ぐらいはマンションで生活することを考えている。マリーは姑がいても大丈夫なのだろうか。聞いてみた。姑がいるわずらわしさより、仕事から帰った時夕食ができている、という喜びの方が大きいようだ(今のところ)。来週の実際のマリーの気持ちは定かではないが。

駅からマンションまではカフェやレストランが多い

サンフランシスコでは車がなくても生活できる。その昔CalTrain駅周辺はゲットー(Ghetto)と呼ばれていた。つまり、スラム街ということだ。2000年にジャイアンツの球場AT&T Parkができて全てが変わった。今ではIT企業で働くテッキーが住む地域になっている。

CalTrain駅からマーケットストリートの間は
地下鉄工事であちこち閉鎖されている

一昨日はマンションのウィンドウシェードの取り付けのためにCalTrainでサンフランシスコに行った。サンフランシスコに電車で行くのは3度目だが、サンノゼ駅から乗るのも一苦労だ。なにしろ日本のように、親切な表示は殆どない。一体どのプラットフォームから出るのかさっぱりわからない。

赤い屋根のがBaby Bulletと呼ばれる快速

上はサンフランシスコ駅だが、よく見ると電車の横に小さく4:33などと書いてある電光掲示板がある。日本の駅のように、アナウンスが頻繁にあるわけでもなく、慣れるまではどれに乗ればいいのか迷う。大体改札口もないのだ。

これはサンノゼダウンタウン駅
通勤客が多く、朝夕は通勤客が途切れない
電車の中は立っている人もいるほど混む

サンフランシスコ駅ではプラットフォームから
駅構内に入るまで時間がかかる
それほど通勤客で混雑する

駅からは歩く人、駅前にある電停から
Muniに乗り換える人などテッキー(に見える)が多い

ところで、シェードだが、まずリビングルームに6つ、マスターベッドルームに1つ、ゲストルームに3つ取り付けることになっていた。が、リビングルームの1つはサイズが間違っていて、取り付けられない。まあ、一度で全てがぴったりと取り付けられるとしたら奇跡だな、とは思っていたので、あまりがっかりもしなかったのだが。

シェード(ブラインド?)はオフホワイトの布
この客間は3枚で手動
リビングは4枚が上げ下げが電動、2枚が手動
マスターベッドルームは大きな1枚布で電動
計10枚で$4000ぐらい(取り付け料金込み)

日本では毎日父のホームに歩いて行ったり、ご飯を食べに京都駅に行ったりして1万歩は歩いていた。サンノゼにいると2千歩いかないこともある。エクササイズのために、と意識して家の周囲や山に歩きに行かない限り、1日座って過ごすことになる。が、サンフランシスコにいると毎日1万歩は軽い。

友人の誰かが言っていた。『日本ではどこかに行くために歩くでしょ?やっぱり到達点があると歩くよね。だからサンフランシスコなら歩く意欲がわくんじゃない?』と。なるほど〜、と感心した。言えてる。

到達点