2015年11月1日日曜日

Bridezilla (ブライドジラ)

30年通っている歯医者さんで、次男の結婚式が近づいているということを話したら、花嫁はBridezilla?と聞かれた。



聞いたことがない言葉だったが、一瞬のうちに理解できた。



つまり、花嫁ゴジラという意味だ。

二人は結婚式の準備よりも、のんきに写真を撮ったりしている



日本でもウェディングハイと言われるが、結婚が決まった女性の中には一生に一度のイベントだ。


だから、とまるで地球が自分を中心に回り始めたようにふるまう女性もいるらしい。



夫になる人の意向よりも、自分のことが優先してしまうのだ。



だから最高の結婚式を、と大金を使う。



結婚式に大金を使ったカップルほど離婚率が高いんだって、と長男が言う。




さて、次男とマリーの結婚式だ。



あの二人は計画するということが下手なのか、結婚式を甘く見ているのか。



マリーがBridezillaではないのは良かったのだが、あまりにも何も計画していない。



子供の結婚式は私にとっても初体験で、ここに来て焦りを感じ始めた。



それでも結婚式まで1ヶ月を切った今日、やっと次男が動き始めた。

結婚式はこの東屋の前で行われる

花嫁はこのゲートから入場



なにしろ、次男とマリーは結婚式を何時から始めるかも決めていない。



つまり、招待客に招待状も出していないのだ。



簡単なテキストメッセージを送ることですませるつもりらしい。



テキストメッセージというのは、LINEメッセージのようなものだ。



とにかく何かを決めるにも、次男はマリーにお伺いを立てている。



仕方ない。



アメリカで日々使われるフレーズに"Happy Wife, Happy Life"というものがある。



奥さんがハッピーなら、あなたの人生はハッピーなものになります、という男性に対する心構えの言葉だというか。

マリーがWifezilla(ワイフジラ)にならないことを願うのみ