2015年9月17日木曜日

得意分野

マリーの仕事探しは難航している。 12月末に大学卒業予定のマリーは、今最終学期で5つのクラスを取っている。金曜日に電話スクリーニングのあったA社は第一段階を突破できず、昨日A社から残念ですが、という連絡があり気落ちしていた。

朝食を作るマリー

青ネギが好物だそう


他にも履歴書をたくさん出し、とりあえずサンフランシスコにある会社が少し興味を示してくれているらしい。が、この会社はサンフランシスコでもプレシディオという地域にあるので、サンノゼから通うのはとても遠い。

金曜日にあったA社の電話スクリーニングの質問は、4つの点が合格判断基準だったらしい。
  1. A社についての知識。
  2. リーダーシップについての質問。
  3. Critical Thinking(クリティカル・シンキング)についての質問。
  4. 職種についての経験や考え方や知識。
この4つだが、面接慣れしていないマリーにはむずかしい。特に3番については、その人の能力が表れる。Critical Thinkingとは、この場合職場で自分が置かれた状況を正確に把握し、的確に判断しコミュニケーションを取りながら仕事を進めていくことができるかどうか、という能力を見るのだと思う。

例えばこういうシチュエーションを想定する。あなたには二人の上司がいます。その二人が同時にあなたに仕事を与えます。両方とも15分はかかる仕事ですが、二人とも10分以内にすませて提出してください、と言う。あなたはどうするか、というような質問。

感情的にならず状況を素早く分析し、コミュニケーション能力を発揮しながら仕事をこなせるかどうか、というのが見られるのだろう。

マリーがどういう質問を受けて、どういう答えをしたのかはわからない。だが、いくつもの面接を経験していくことで答え方も上達するのだと思う。

しかし下記分野ではすさまじい速度の上達が見える。これは、椅子にドスンと座ることで、おならの音を再現する技だそうだ。次男と二人で地団駄を踏みながら笑い転げている。

確かにおもしろい。でもなあ・・・



早よ仕事見つけや〜〜