父は総合的には穏やかで、14日の森先生の診察でもしっかり先生の質問に受け答えができた。11月に比べると雲泥の差だ。11月は痩せ細り、声も余り出なかった。父の身長は163㌢(多分今は縮んでいる)だが、体重は48㌔台から一気に減り、11月は41㌔まで落ちた。現在は43㌔を少し超えている。
声を出して新聞を読む父 |
わいわい広場では終始穏やか まさかの好々爺風 |
それでも、ちょっとしたきっかけで混乱が起きる。昨日は久しぶりにホームから逃げ出そうとしたらしい。
一時は寝たきりだったのが、今は夜中に起きて一人でトイレに行こうとして転倒する。それを防ぐために歩行器を購入したが、父は歩行の補助をするものとして認識できない。使うには理学療法士やスタッフの補助が必要だ。
この右側にある歩行器を購入した レンタルしたかったのだが、 ホームにいる場合レンタルは介護保険がきかない |
家ではジャッキアップ工事が始まった。家の裏半分が10㌢沈下していて、この状態で住むと健康にも影響があるらしい。ジャッキアップ工事は280万円。工事によってお風呂、トイレ、洗面所などの壁に影響が出るので、壁のタイルをはつり全て新しくリフォームすることが必要になった。リフォームの見積もりは忘れてしまったが、これは大工さんが格安で請け負ってくれる。確か200万円はかからないはず。
家の両側と裏に足場を組んだ これはこの前修理してもらった地下室外部 |
車のタイヤ交換の時使うジャッキのような物を使う 一旦家が浮上すると、鉄板で補強しコンクリートで固める |
工事は水曜日に始まり、金曜日にはこの状態 沈下部分が上がり、つかが浮いている状態だ |
お風呂の壁に隙間ができた状態 |
お風呂の外壁 かなりの修理が必要 |
この古いお風呂を解体し、新しいユニットバスを入れる |
INUXの展示場に行ってデザインを決める この左壁にあるデニムという色のアクセント壁をつける |
洗面台は濃い木の色のドア |
トイレットペーパーホルダーさえ決めないといけない |
決まった壁、風呂桶、タイルなどの模型を合わせて見てみる |
この写真のような高いトイレはかっこいい でも、一番安いスタンダードにした |
全ての工事が終わるのは1ヶ月後ぐらいだ。その間お風呂が使えない。トイレは2階のは使えるが、1階は修理する間使えない。姉は毎日ジムに行きお風呂に入る。
お正月過ぎぐらいに工事が始まるかもしれない、と予定していたのだが、結局帰国寸前までずれ込んでしまった。
父のことも工事のこともアプのことも、京都に心を残しながら新幹線で東京に移動し、成田から帰って来た。
京都駅では置屋のおかみさん、芸妓さん、舞妓さんが新幹線のホームに上がっていた 何故か舞妓さんとエスカレーターは合わない |