2014年7月8日火曜日

Clipper Card(クリッパーカード)

昨日は次男とマリーがパロアルトに来た。

最初はLyftでパソコンを取りに来ると言っていた次男だが、さすがにそれは高過ぎると気がついたのだろう。サンノゼまでCalTrainで来ると言う。

電車で1時間以上かけて、わざわざパソコンだけ取りに来る次男とマリーが気の毒で、それならパロアルト駅まで来たら?そこまでパソコンを持って迎えに行くから、一緒にスタンフォードに行こう、ということになったのだ。アパートから CalTrain の駅まで Lyftで9㌦。そこから電車でパロアルトまでは一人片道7㌦。

異常だ
このひでりは異常だ
草原はどこもからからになってしまった
いつもこのCalTrainを見ると笑う
日本にここまで古い電車があるだろうか
博物館にしかないだろうな

ところで CalTrain (他のベイエリアの交通機関も)でも日本のPASMOやICOCAのような磁気カードが使える。Clipper Cardと呼ばれるのだが、パロアルト駅には改札口がない。乗る前にプラットホームにある改札機でカードを tag on する。その際改札機はその路線の最高額をカードに課金する。目的地に着いた時点で下車したら tag off すると、実際の額を差し引いた金額がカードに返金される、というシステムになっている。

これがクリッパーカード
が、日本のようにあちこちに改札機があるわけではない。パロアルト駅の改札機は探さないと、どこにあるかもなかなかわからなかった。

記念カードも時折発売される
次男のような性格の人は当然 tag off するのを忘れる。そんな時はClipper Card 会社に電話して説明すれば返金してくれる(1ヶ月に1度ぐらいまでに限り)。次男が実際そこまで面倒なことをするかどうかは疑問だが。
こうしてタグする
ところで、今日初めて気がついた。マリーがヒール靴をはいているのを見たことがない。身長は165㌢だがいつもペタンコ靴かスニーカーをはいている。肌も露出しない。Lサイズの洋服を買って着るのが好きだとか。

アメリカの若い女の子のファッションは、過激に肌を露出しているようなイメージもあるが、実際にはそうでもないなといつも感じる。それともこれは地域的なものなのだろうか。

いつも教えている高校でも濃いお化粧をしたり、学生として不相応な格好をしている子は余り見なかった。それに日焼けしている方が魅力的と思われているアメリカでは、小麦色に日焼けしている女の子が多い。





帰りの電車(1時間に1本)を待つ二人
もしもし、バックにはちゃんとパソコン入れましたか?


それにしても電停や空港での別れは、なんでこんなに寂しいのだろう。

ホームには乗車口の位置が表示してないので、
電車が来てから乗車口まで走る乗客が多かった

二人の後ろ姿に手を振りながら、少し涙目になる母なのでした。