2014年6月25日水曜日

体外衝撃波結石破砕術治療が終わった

サンノゼの朝は寒い。



まだ少し薄暗い中6時前に家を出て病院に行く。



6時半チェックイン。



今日は体外衝撃波破砕手術の日だ。



待合室で待っていると看護師さんが来て、準備室に案内される。



身長と体重を測ったあと、着ているものを全部脱いでガウンとソックスに着替えてください、と言われる。

病院1階の手術センター


「全部ですか?下着も?」と確認する。



「全部。」と言われて観念する。



その後髪の毛をシャワーキャップで包み、足には血圧計のベルトのようなチューブを巻かれる。



1分おきぐらいにこれがふくらんだりへこんだり、足の血行でも促進しているのだろうか。



点滴も始まり看護師さんが隣に座って、パソコンで情報を入力し始める。

準備室に案内される


気分はどうか、最後に飲食したのはいつか、飲酒、喫煙の習慣など。



冗談を交えながら話したあと、温めてある毛布を2枚かけてくれて、看護師さん退場。



退室というよりも、なんだか皆堂々と嬉しそうに、入場、退場!という感じ。



次に麻酔医入場。



60歳前後の女医さんだ。



麻酔の手順、今まで麻酔をしたことがあるか、などの質問に答えて5分ほど談笑。



「顎を上げてみて、下げてみて」と私が上下左右に動かすのをじっと見つめる。



あなたよく動くわね、ストレッチしてるんでしょ、と笑う。



はい、しています、とウソをつく。



すこぶる感じのいい人だ。



この女医さんは手術中ずっと横にいるということ。



退場。




次にドクターF入場。



治療について、その後のケアの仕方など。



治療中の放射能の被爆量について聞いてみた。



レントゲンはほんの短時間撮影しながら、石の位置などを確認するだけだから、被爆量は少ないということ。

待合室のモニターで各患者の
状況が刻々とアップデートされる


7時半ピッタリに手術室にストレッチャーで連れて行かれた。



ストレッチャーから隣の台に移動して寝転んだ途端に、意識がなくなる。



次に目が覚めたのはストレッチャーの上で、時計を見ると8時半だった。



その間の記憶は皆無。「もう終わったんですか。」と聞くと終わりましたよ〜、という返事。



ウッソ〜、と思う。



準備室にまた戻り、トイレに行く。



血尿。




しばらく休んでいる間に、またトイレに行きたくなる。



また血尿。



その間ドクターFが待合室の夫に会って、「全てうまく行きました。石は粉々になっているはず。」などの説明があったらしい。



5日後にドクターFの診断を受けておしまい。




とにかく全身麻酔はやはり楽だなあ、と思った。



いつの間にか寝てしまい、気がついたら全てが終わっている。



それも熟睡できたような爽快感。



が、つらいのは頻尿。


ステントが入っているから、青い紐を引っ張らないようにね、と看護師さんから説明を受けたあと、車椅子で車まで送ってもらい、10時帰宅。



帰った途端、またトイレに走る。




のぞいてみた。



青い紐が2本ぶら下がっている。

や、やっぱりそうだったのか!