2014年5月13日火曜日

住宅ローン

不動産業者をしている友人Mにメールした。サンフランシスコのコンドーのことで色々聞きたい。するとMからお昼過ぎに『今カフェにいるからおいで』と電話があった。Willow Glenというサンノゼの古い地域だ。ちょっとオシャレな家も多い。小さなダウンタウンがあり、高齢者がとても多い。

Willow Glenのダウンタウン
友人Mは昨日娘二人にランチに連れて行ってもらい、その後マッサージ師である長女にマッサージしてもらった。その後娘二人につけまつげをプレゼントされ、ネイルに連れて行ってもらった、と嬉しそうに話す。やはり娘が二人いるといいなあ、とうらやましくなる時はこんな時だ。

私が昨日の話をすると、そりゃあ長男はガールフレンドのお母さんのために母の日を向こうで過ごしたんだね、とMは言う。はいはい。そうですね。わかっているけど、改めて言われるとやっぱりつらい。まあ、次男が家に帰って来てくれたのだから、それだけで喜ぶことにする。

それでも昨日の涙の意味をずっと考えた結果、人間は結局一人ぼっちなんだなあという哀しみの涙だったような気がする。子供がいてもいなくても、結局は孤独なのだ。自立して自分を楽しませるようにしないといけないということなのだろう。

カプチーノはなかなかおいしかった



Mは自分の知り合いの銀行のローンを扱う人、それからサンフランシスコの不動産業者を紹介してくれる。次男はローンがどれだけできるか、その人にすぐ見積もってもらうべきだ、ということ。でも次男の収入でSOMA地区で買えるコンドーはないだろう、ということだった。




SOMA地区は以前は倉庫街で殺風景な地区だったし、安全とは言いがたい地域だったらしい。が、今はIT関係の会社や芸術家が増えてオシャレなお店も増えて、交通の便もいいことから地価が上がった。どんどん開発されている人気地区なんだそうだ。

Whole Foods


私たちが払う頭金の金額を上げるしかないのだろう。が、いずれ長男がコンドーを買いたいと言った時にも助けてあげたい。その時もお金が必要になる。はっきり言ってそんな貯金はない。Mの忠告は、次男がこれから半年間今のアパートに住み、その間貯金をすること。とは言っても半年間でできる貯金など微々たるものだ。


Mのもう一つの忠告は、私たちが家を担保に銀行からローンを借りること。金利は少し高いが、税金申告の時に利子分は控除の対象になる。


Mと別れたあとお店のはしごをする。スーパーや銀行など6軒廻る。6軒廻っても車はお店の真ん前の駐車場に停めるので、殆ど運動にはなっていない。
これもWhole Foods

80歳ぐらいの店員さんの機敏な動きを見て尊敬してしまう。自分があの年齢の時、果たして健康でいられるのだろうか。

See's Candiesの店員さんは
80歳ぐらいの女性
このお店のすばらしいところは高齢者を優先して雇うこと

Safeway



さて、昨日から私が考えている楽しいこと。これは今住んでいる家を売って、サンフランシスコに2LDKのコンドーを私たち夫婦にも買うことだ。SOMA/ミッションベイは無理かもしれないが、もっと不便な地域なら買えるかもしれない。今の家とコンドーとの差額があればそれを次男のコンドーの頭金にする。

しかしサンフランシスコとはいえ、
日本のに比べるとスタバは余りオシャレではない



2LDKだと当然ベットルームは2つしかない。今の家はベットルームが3つと書斎がある。2つだと夫が1つ、私が1つ使える。自分だけのスペースができて楽しいのではないか。まあ、長男がまだ家を買う準備ができていなければ、長男が寝室を1つ使うしかないかもしれないが。自立するまではそれで我慢する。



コンドーを買えば、今の家の階段の手すりが気に入らないとか、キッチンのリフォームをどうしたらいいか、などを忘れてしまって新たにプロジェクトを始めることができる。ずっと好きだった、イタリアンキッチンでもケープコッドスタイルでも、新たに一からスタートできる。やっぱり白い床にしようかなあ。昨日悲しくて仕方ない気分の時から、こう考え始めたら楽しくなってきた。



さて、こんなにお店を廻ったのに、歩数計を見ると今日は1783歩しか歩いていない。

やっぱりサンフランシスコに移るべき?