2014年4月16日水曜日

手すりの仕上がり

業者は今朝も9時10分前に来た。とても感じのいいメキシコ人の男性二人だ。こちらでは業者はメキシコ人が多い。こういう工事はメキシコ人、庭師はベトナム人、タクシーの運転手とセブンイレブンの店主はインド人 、ドライクリーニングは韓国人、医療技術者はフィリピン人が多いとよく言われる。

例えばディキンソンのような白人が経営するキャビネットメーカーのお店も、実際に作ったり取り付けたりする人はメキシコ人が多い。安い賃金で働く人が多いからだ。

夕べ手すりに塗料を吹き付けているのをちょっとみたら、なんだか濃い色だが、まあ最終的にはニスを塗ったりして違った印象になるのだろうと思った。とにかくビニールで周囲から遮断したテントの中のような状態にして、吹き付けるのだから中に入らない限り見えない。

夫が家で仕事をするというので、ちょっと出かけることにした。午後2時半に帰ったら30分前に終わって業者は帰ったということで、夫がモップをかけている。3日間かかるということだったが2日ですんだのだ。ホッとして玄関に入ってみる。

ん?

ちょっとイメージと違うんですけど?いや、大幅に違う。

まず木の質感がない。フローリングのような木目が見えない。ペンキを吹き付けたようだ。それに黒い。ここまでフローリングの色と違う仕上がりになるとは思ってもみなかった。が、もう遅い。明日完全に乾いた時点で欄干を入れたら少しは違うのだろうか。


家具を置けば印象が変わるかもしれない、と全てを元に戻す。が、依然として同じだ。がっかりする。だからキッチンも簡単に工事できないのだ。25000㌦のキャビネット、家電、御影石、などなど工事費込み合計5万㌦かけて思ったのと違った、ではすまない。



そもそも私たちにとって5万㌦というのはありえない金額だ。この階段1200㌦でもこんなにクヨクヨと迷ったのだ。日本円にすると12万円というのは多分日本人にしてみると安いんだろうな。アメリカ人にも安いのかもしれない。相場というものがわからない。

とにかくこの状態から
ちょっとはマシ?