2014年3月21日金曜日

聴覚医とシミュレーション

久しぶりに地元の高校での代講をする。明日から毎日3時限のクラスを2週間、11日間の代講だ。1年ぶりなので緊張する。

今日は午後聴覚医に会った。昨日主治医である内科医に行き、時々耳が詰まった感じがするのと、夜寝る時に時々ピーッという音がかすかに聞こえるのが気になることを訴えた。2ヶ月前に煙探知機のバッテリーが切れて大音響で鳴った。その時スイッチを切ろうとしてそばまで行ったら耳が痛くなるほどの音だった。


まあ、今アレルギーで一日中鼻をかんでいるので、その事に関係しているとは思うのだが。内科医はすぐ専門医を紹介してくれる人で、聴覚医のもとで検査を受けてほしいと紹介状をオンラインで送ってくれた。

40分にわたる検査の結果はノーマル。ただ右耳の中耳に少しダメージがあるということ。これが年齢によるものかどうか、一応確認しておきたい、ということで聴覚医が耳鼻科医に紹介状を送ってくれた。そのまま耳鼻科に行って来週の予約を取る。

聴力を調べる器械

紀伊国屋で指導書を買い、予習したあとは友人Yのうちにお邪魔した。共通の友人Oが日本から夫婦で旅行に来ているのだ。以前そう親しくしていたわけでもないが、25年ぶりに会うOは今有料老人ホームで介護士をしているということで、話が合って二人でしゃべりまくった。横浜に住んでいるOとの再会を約束して、明日の準備をするために1時間でおいとまする。

今回の代講は去年と同じく、9時からの2時限目と10時からの3時限目がJAPANESE 2。11時過ぎから12時過ぎまでの4時限目がJAPANESE 4だ。日本語のクラスは1年目の前期、後期、そして2年目の前期、後期とありJAPANESE 1、2、3、4と進んで行く。日本語4クラスにいるのはは去年日本語2を教えた生徒たちだ。

日本語1年目のクラスはお遊び半分の子もいるので往々にして騒がしい。以前書いたが言語のクラスは適度に騒がしい方がいい。余りに静かなクラスだと生徒たちは発言しにくくなるので、教えにくい。皆で習った言葉を言い合って、自分の考えを発言し合ってわいわいと進行して行く方がいい。というのがアダルトスクールや日本語補習校で教えている友人Yと私の共通意見だ。


2年目のクラスは1年目でパスしなかった子たちが淘汰されていくので、真剣に授業を受けている子が殆どだ。去年の日本語4のクラスがそうだった。私のような経験の乏しい教師にとってこれはやりにくい。シーンとしたクラスで授業を滞りなく進行させないといけないし、『間』というものが取りにくい。

明日から通う高校
とにかく新しい課への導入の仕方、そして新しい文法にどうつないで行くか、興味を途切れさせないようにするかを予習でシミュレーションする。それでも授業が思った通りに運ばなくて失敗することはある。このクラスの先生からは日本語2は『げんき』というテキストの第8課から、日本語4は第17課から、と聞いている。両方をシミュレーションするのだ。

もっともっと話したかった友人Oと泣く泣く別れて帰宅して2時間ほど用意した。久しぶりに頭を使ったせいかものすごい睡魔が襲って来て、11時半には寝た。

しかし実際は思いもしなかった展開になるのでした
明日に続く・・・